特定健診・
特定保健指導の流れ

特定健診・特定保健指導の大まかな流れ

ステップ1 特定健診を申込みます。
  • *申込み方法や開催日は、支部から送られる健診のお知らせ(ご案内)をご確認ください。
  • *支部が主催する健診を受けられない場合、支部によっては「特定健診受診券」を交付しています。受診券の利用について、詳細は所属の支部にお問い合わせください。

ステップ2 特定健診を受けます。
  • 国が定める特定健診の項目
区分 内容 実施項目
基本的な健診の項目 質問票(含: 服薬歴及び喫煙習慣の状況に係る調査)
自覚症状及び他覚症状の検査(診察)
身長、体重、腹囲BMI
血圧測定 収縮期拡張期
血中脂質検査 空腹時中性脂肪又は随時中性脂肪HDLコレステロール、LDLコレステロール
肝機能検査 GOT(AST)、GPT(ALT)、γ-GTP(γ-GT)
血糖検査 空腹時血糖ヘモグロビンA1c(HbA1c)随時血糖のうちいずれか一つ
尿検査 糖、蛋白
詳細な健診の項目 貧血検査 赤血球数、血色素量、ヘマトクリット値
医師が実施を判断する
心電図検査
眼底検査
血清クレアチニン検査(eGFRによる腎機能の評価を含む)
  • *詳細な健診の項目は、受診者の年齢や性別、当年度の健診結果等から医師が必要と判断した場合のみ実施するものです。
  • 赤字は、特定保健指導に該当する方を見つけるために重視される項目です。
生活習慣の見直しが必要か否かの判定が行われます。
  • *健診結果をもとに、「積極的支援」、「動機づけ支援」、「情報提供のみ」の3つのクラスに分けられ、特定保健指導のプランが決まります。
  • *クラス分けの基準は、特定保健指導の対象となる基準をご覧ください。
ステップ3 見直しが必要な方は、生活習慣の改善のためのサポートを受けます。(特定保健指導)
  • *「積極的支援」、「動機づけ支援」の基準に該当した方を対象に、保健師等が改善のためのサポートをします。(期間は6か月です。)
  • *各支援の流れは、特定保健指導の流れをご覧ください。
  • *サポートの受け方などの詳しいことは、特定保健指導機関等から送られるお知らせ(ご案内)をご確認ください。

特定保健指導の流れ

積極的支援

保健師等との面接で、今後の目標や行動計画を立て、生活習慣の改善に取り組めるように3か月以上継続してサポートを受けます。6か月後には、計画どおり効果が出ているかなどの確認が行われます。

動機づけ支援

保健師等のサポートのもと、生活習慣の改善に向けて、今後の目標や行動計画を立てます。6か月後には計画どおり効果が出ているかなどの確認が行われます。

参考:特定保健指導の対象となる基準
腹囲やBMIの値、健診結果に基づきメタボリックシンドロームの方には「積極的支援」、その予備軍の方には「動機づけ支援」を行います。リスクのない方を含むすべての受診者に生活習慣病予防のための基本的な情報提供がされます。
あなたのウエストサイズ(腹囲)またはBMI*は?

特定保健指導対象者

  • *リスクのない人は、特定保健指導の対象ではありません。
  • *〔ア〕の積極的支援又は〔イ〕の動機づけ支援に該当している場合でも、糖尿病、高血圧症、高脂血症の治療にかかわる薬剤を服用している方は、〔ウ〕の情報提供のみになります。
  • *65歳以上の方は、リスクの数が〔ア〕の積極的支援となった場合でも、〔イ〕の動機づけ支援となります。